私は住宅ローンの審査が、なかなか通りませんでした。
土地も、工務店の施工費の3分の2は、全部現金で払い、最後の残金が足りず、住宅ローンを申請し始めたのが2022年の11月に入ってから。
住宅の引き渡しは遅くても2023年の3月なので、ギリギリの状態で、なぜか審査が全く通らない事態になってしまい、絶望的な気持ちで年末を過ごすことになってしまいました!
なぜギリギリの申請をしたのか
まず、夫は私より20歳年上なので、私が住宅ローンを申請することにしました。
私は2020年の夏に出産していて、育休から復帰したのが2021年の5月でした。
住宅ローンの申請には、源泉徴収票の提出が必要です。
年収が1年分フルで記入されている、2022年の源泉徴収票が出るのを待っていました。
最初に仮審査に申し込んだのは8月
最初に住宅ローンの仮審査に申し込んだのは、2022年の8月でした。
工務店との契約の際、住宅ローンが通らないのでは困るので、仮審査で良いので、審査が通ったら、契約しましょう、ということになりました。(本審査で落ちるのはあまりないと言っていました)自分自身では、
私はめちゃくちゃ節約大好きだし、すぐお金たまるから、
超・優良物件だぉ!
第一希望のauじぶん銀行で、すぐ決まるでしょ!!
と思って自身満々でした。
しかし、auじぶん銀行は仮審査が通らず。
ショックでしたが、とにかく、工務店との契約のため、自分が日ごろから使っている、住信SBIネット銀行に申し込んだところ、仮審査が通りました。
クレカ整理など、審査の準備
auじぶん銀行はなぜ落ちたのか、少し引っかかっていました。
本審査に通るために、できる対策はしようと思いました。
心配なところと言えば、派遣社員であること、趣味のポイ活のため、クレジットカードをかなり持っていることでした。(クレカの返済が遅れたことはありません)
ただ、派遣社員でも大丈夫と書いてある銀行も多く、キャッシュレスを推奨している世の中で、クレカを持っていることで審査が通らないとは考えづらいと思っていました。
一応、クレカに関しては、使っていないのもは解約して、キャッシング枠はなくしたり、少なくして審査に挑みました。
ただ、住信SBI銀行は仮審査が通っていたので、本審査は通ると思ってそこまで心配はしていませんでした。
審査が通らない…
11月からは事前審査を開始。変動金利の安い、ネット銀行から申し込みしていきました。
住信SBI銀行は本審査が紙に印刷して郵送しなければならないので、面倒くさいので後回しにして、paypay銀行など、もっと金利の低い、webで書類をアップロードできる銀行から申し込みしていきました。
しかし、次々に審査に落ちてしまいました。仮審査が通っても、本審査が通らない。
本審査で落ちることはあまりない、って言われたのに~
絶望している時に、申し込んだ銀行から審査が通らなかったという連絡の電話が。
その方が、「通らなかった原因はわかりませんが、気になるのは土砂災害警戒区域であること」
とのことでした。
!!そーか!土砂災害警戒区域だからか!!
それと、「全国保証保証付住宅ローン」であれば、通る可能性があるとのことで、そこで紹介していただいた、イオン銀行に問い合わせました。
藁をもつかむ気持ちで仮審査に申請し合格、新宿の店舗で書類を手書きで申請しました。
対策見直し
これ以上審査で落ちないため、対策を見直すことにしました。
・借入希望金額を少なくする
もう少し余裕をもって、1,200万円などと書いていた借入希望額を、ギリギリまで少なくして、
900万円にしました。
・ペアローン、収入合算の検討
検討しましたが、家の名義が自分だけではなくなると、後々面倒というのと、
住宅ローン減税でも特に得ではないのでは?ということ、
土砂災害警戒区域が問題であれば、収入の問題ではないのでは?と思い、
ペアローン、収入合算はしませんでした。
メガバンク三菱UFJ、住信SBI
みずほ銀行は、実は窓口で住宅ローンについて相談したことがありました。
ただ、みずほ銀行は派遣社員では住宅ローンは申し込めず、三井住友銀行もそうなので、メガバンク=派遣社員はダメ、厳しいと思い込んでいたので、三菱UFJ銀行には申し込みをしていませんでした。
派遣社員でも大丈夫な住宅ローンはほぼ審査に落ちたところ、三菱UFJ銀行をよく調べてみると、派遣社員でも大丈夫なようでした。
ダメもとで三菱UFJ銀行に審査を申し込み、重い腰を上げて書類を印刷し、住信SBI銀行の本審査の書類を郵送しました。
これでダメなら、最後の砦はフラット35だ…!
暗い年末
本審査は時間がかかるので、不安な気持ちで年末を過ごしていました。
NISAを全額おろしても、5、600万は足りない。うちの実家に聞いても、「そんなにお金ない」と言われ、
親戚に頭下げて頼むしかないな…
夜もよく眠れず、暗い気持ちになっていました。
過去の書類を探し出す
三菱UFJ銀行の仮審査が通り、その後、電話がかかってきて、過去の雇用契約書、給与明細、就業条件明示書を提出しろとのこと。
し、しまった!
引っ越し前の整理で、今まで取っておいても使う事がなかったから、捨てちゃった!!
この頃、就業して7年半で、多少は捨ててしまった給与明細を断続的ではありましたが、何とか探し出しました。最初の雇用契約書、育児休業給付金の書類も探し、スキャンしてデータを送りました。12月27日のことでした。
明るい年末年始!
28日に、三菱UFJ銀行と、住信SBI銀行から本審査通過の連絡が来ました!
三菱UFJ銀行は、住信SBI銀行より金利を安くする、とのことで、三菱UFJ銀行と契約しました。
金利は変動で0.395%でした。
ホッとしたねぇ~
その後、年が明けてからイオン銀行からも連絡があり、本審査に通りました。
まとめ
- 過去の雇用契約書、給与明細、就業条件明示書などは住宅ローンの審査で提出する可能性があるので、とっておいた方が良いです。
- 「全国保証保証付住宅ローン」は土砂災害警戒区域でも審査に通るかもしれません。
- 三菱UFJ銀行、住信SBI銀行は土砂災害警戒区域でも審査が通りました!
- 三菱UFJ銀行は、他銀行より金利を安くしてもらえるかもしれません。また、杓子定規ではなく、その人の状況を考慮して審査してもらえます!