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外壁材はノーメンテ・ランニングコストの低いコレ!

外壁材は家の顔。家を建てる時、まず外壁材はどうしよう?と思いますよね。

今回は、うちが、外壁材やサッシの色などをどう決めたか、書いていきます。

最初に、外壁材は杉を使いたいと思っていました。理由はそれが一番安い外壁材だと思ったからです。

ただ、防火地域、準防火地域ではないのですが、法22条区域で、かなりの部分の外壁材を不燃材料にしなければならず、杉の外壁材は断念しました。

窯業系サイディング

なるべくローコスト、となると窯業系サイディングを選ぶかと思います。

今回も、窯業系だと金属サイディングより25万~30万は安くなると言われました。

ただ、窯業系は劣化が早く、後々のメンテナンスを考えると、ガルバリウムの方がランニングコストが安い、と判断し、窯業系は選びませんでした。

ガルバリウムのサイディング

耐久性が高く、スタイリッシュなガルバリウムのサイディングを、最終的には選びました。

うちは、隣家(納屋)が迫っているので、軒の出がない、軒ゼロ住宅なので、外壁材のダメージが激しいと思われます。

デザイン的にも私のイメージの「工場、倉庫」といったインダストリアルなイメージにぴったり。

私の好きな無印良品の木の家もガルバのサイディングで、その影響もあります。

ガルバリウムも、板金屋さんに頼むのと、サイディングがありますが、よりコストの安い、サイディングにしました。

メーカーは、アイジー、ニチハ、ケイミュー、旭トステム、YKKの参考価格を比較したところ、ニチハが安いのでは?と工務店に聞きましたが、どれもあまり大差はないとのことで、アイジーの、SP-ガルスパンという商品になりました。

金額は1,567,800円でした。(201㎡、単価7,800円)

縦張りの方が、雨が流れていくので、劣化しないらしいです。

色は、一時期、スタバの影響か、オシャレっぽい家=黒い外壁材の家が増えていたようでした。

ガルバリウムは、黒かシルバーか悩みましたが、シルバーの方が威圧感がなく、汚れが目立たないと思いました。(黒は傷が目立つという情報もあります)

あと、黒は退色が目立つみたいです。

窓はLIXILなんですが、サッシの色に関しては、普段、何も意見を言ってこないナギラ氏(夫の友達の建築士)が電話で、

ナギラ氏
ナギラ氏

サッシの色は絶対シャイングレーが良い!

これで決めちゃうよ!

と何度も言い、断るのが大変でした。

イヤ…

サッシの色も外壁材と同じ色のナチュラルシルバーで良いです。

(なんかすごい押しつけて来てる…断りづらい…)

ナギラ氏
ナギラ氏

なんか、シルバーのサッシって、昔の貧乏な家のサッシって感じで、イヤなんだよね~

絶対シャイングレーの方がしまって、カッコイイって!!

イメージとしては、「工場とか倉庫」みたいな感じなんで、

「家」っぽくはしたくないんですよね…

ナギラ氏
ナギラ氏

あぁ~そっか~

なんか、わかった…

「工場、倉庫」という、イメージを伝えたところ、やっとわかってもらえました。

ただ、ナギラ氏が言うように、一般的にも、サッシの色で普通のシルバーは「昔の質素な家」のイメージがあるようで、「シャイングレー」は本当に人気があるようです。(私はそういったイメージはないですが…IKEAのブルーシート袋のような、世代間のイメージ差かもしれません。)

屋根

屋根もガルバリウムで、同じシルバーにしました。

縦ハゼ葺き板金屋根(ガルバリウム鋼板)

金額は578,124円でした。(90.9㎡、単価6,360円)

「屋根板金工事、雨樋」全体で1,059,408円でした。

屋根をスレートにして太陽光パネルを乗せると、スレートのメンテナンスサイクルが短いため、メンテナンス時に太陽光パネルを外したり、面倒だしコストがかかるようです。

まとめ

  • ガルバリウムのサイディングは、メンテナンスフリーで、窯業系より、ランニングコストが抑えられると思います。
  • 軒は出した方が、外壁の劣化が防げます。
  • 色は薄い方が退色が防げます。
  • 思わぬ言葉で、工務店、建築士にイメージが伝わることがあるので、何気ない雑談は、大切だと思います。(うちは電話やメールでナギラ氏に伝えたいことを伝えていただけなので、実際に会って雑談はほぼしませんでした。なので、色々とコミュニケーション不足で問題がおこりました。実際に会って、何気ない雑談をすることは重要だと思います)
著者
ハコニワ チルタ

ローコストを目指し、東京の山の入口にハーフビルドで家を新築。
2023年4月からDIYをしながら暮らしています。
建設会社でCADオペレーターとして勤務。
週3日テレワーク、2日都心の会社へ出社するハイブリッド生活。
保育園と小学校低学年2児と、20歳年上の夫と暮らしています。
詳しいプロフィール

家を建てるまで