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都会育ちは田舎暮らしができるか?~田舎暮らしの日常~

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ローコストで家を建てるには、まず都心より、郊外(田舎)に土地を買うことを考えると思います。

それと、東京の市部で生まれ育った私は、田舎暮らしに憧れてもいました。

ただ、本当に田舎暮らしができるか、不安もありました。

買い物、虫、通勤、進学…。実際の日常、ほぼ1年暮らしてみて感じたことを書いていこうと思います。

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田舎のレベル

私の母は、よく「ポツンと一軒家」のような番組を見て、

母

こういう生活は憧れるけどできないな~

言っていました。私は子供の頃から、自然が多い場所で暮らしたい、と思っていましたが、面倒臭がりなので、自給自足のようなことは無理ですし、

田舎暮らしは私にはできないのか…

と諦めていました。

しかし実際には、田舎といえる土地でも、「ポツンと一軒家」のような、自給自足のような生活から、スーパーや病院、学校など、徒歩圏内にある生活…。

一口に田舎、と言っても、レベルは色々あると思います。

実際、私が家を建てた場所は、東京の青梅市、山の入り口のような所ですが、駅までは徒歩20分、スーパー、ドラッグストア、郵便局、図書館、コンビニ(セブン銀行)、歯医者、診療所、全部徒歩15分圏内にあります。小学校、保育園も徒歩10分程。車がなくても生活には困りません。

総合病院も、主要なチェーン店も2、3駅行った所にあります。

家の周りは緑がいっぱいで、そのバランスが丁度良いです。

「自分の人生を歩んでいる」という充足感

まず、引っ越して最初に感じたことは、「自分の人生を歩んでいる」という充足感です。

それまで、親が決めた土地に住み、親の介護でその土地に留まっていましたが、ようやく、自分で決めた土地で生活し始めたことで、「自分で考えて自分の人生を決めていく」という充足感を感じました。

買い物

週末に一回、車で20分程行った所に、主要なチェーン店がたくさんあるので、そこで一週間分の食糧を買います。(主に業務スーパーで買います)

外食や、市民プールなどのレジャーも同時にして、楽しみます。

都心に住んでいた以前より、買い物や外食の幅は広がりました。(以前は車がなかった、ということもあります)

イオンモールもあるので(都心にはない)、暑い夏の日に行くと、一日中遊べます。

うちのご近所では、パルシステムなど、宅配サービスを利用されている方も多いです。

虫が苦手な方も多いかと思います。うちの母も、

母

虫が苦手で田舎の生活はできない〜

と言っていました。

うちはすぐ隣に崖(というか山というか…)がありますが、そこまで虫が家に入ってくるということはありませんでした。春夏にカメムシは多少見ましたし、秋は虫の鳴き声がよく聞こえました。しかし、以前住んでいたアパートは隣が畑だったこともあり、以前の方が虫は家に入ってきたように感じます。

ゴキブリは、多少出現しましたが、以前のアパートの方が多かったです(単にちゃんと掃除してなかっただけですが…)私の実家のマンションは、以前住んていたアパートから10分弱の場所にあったのですが、チャバネゴキブリがすごかったです。

田舎=虫ではないと思います。

通勤

引っ越す前で、お台場に通勤していた時は、片道最短1時間半で、3、4回も乗り換えがあり、ゆっくりしていると2時間近くかかりました。乗り換えが多いと、落ち着いて本を読むこともできませんでしたし、座れることもなかなかありませんでした。社内もギュウギュウ詰で、気分は最悪でした。子供の送り迎えは、いつも猛ダッシュしていました。

今は週2日、片道約2時間、都心へ出社していますが、一回乗り換えがある程度で、行きはずっと座って行けます。朝6時15分に家を出て、朝の爽やかな空気の中、無人駅から電車に乗り、空いている車内でゆったり座り、車窓を見て、混んできたら本を読んで、毎回旅行気分で出社します。

ただ、青梅線が止まることも多少あるので、止まったら、歩いて青梅の駅まで行きます。歩けない距離ではないです。

通学

通学に関しても、今は保育園、小学校までは徒歩10分、中学校は20分程で行けます。

高校は東青梅の駅近にありますし、都心の方へも通おうと思ったら、通えます。(私が高校生の時に、クラスメイトに青梅から来ている子がいました。目黒区の高校でした)

子供の進学の選択肢もありますし、東京都なので、高校無償化の対象でもあります。

ご近所付き合い

「田舎はご近所付き合いが大変」とよく聞きますが、今のところ、特に付き合いはありません。前に住んでいたアパートのほうが、近所に住む方が畑でとれた野菜をくれたりして、色々と付き合いがありました。(良いお付き合いでした)

ただ、自治会には入会して、回覧板を回したり(ドアにかけておくだけ)、新年会に参加したりしました。自治会の費用は、月600円です。ずっと払い続けるかと思うと、かなりな額になりますが、まぁ必要経費と思っています。

まとめ

青梅市は東京都でも土地の価格は低いですし、青梅駅から東京駅は乗り換えなしで座って行けます。

他にも田舎と言っても、生活に困らない、バランスの良い場所は、たくさんあると思います。

実際、色々と土地を探してみると、「田舎は暮らしにくい」という思い込みを覆すような場所が、見つかるかもしれません。

著者
ハコニワ チルタ

ローコストを目指し、東京の山の入口にハーフビルドで家を新築。
2023年4月からDIYをしながら暮らしています。
建設会社でCADオペレーターとして勤務。
週3日テレワーク、2日都心の会社へ出社するハイブリッド生活。
保育園と小学校低学年2児と、20歳年上の夫と暮らしています。
詳しいプロフィール

土地生活